こだわり

ごあいさつ

「人間国宝」「宮内庁御用達」その言葉に憧れ、
そんな職人になりたいと小さい頃から漠然と思っていました。
あるとき、テレビで宮内庁御用達の和菓子職人さんが、
工芸菓子の松を作っているのを見てこの世界に興味を持ちました。

千葉の『菓匠 白妙』(TVチャンピオンV5)の高橋弘光さんの元で
5年の修行後、故・長尾美樹夫氏の表現や感性に憧れ、
京都の『京菓匠 游月』へ入社。
息子の長尾真吾さんの元で11年、和菓子を見つめ直し、
満を持して地元熊谷での和菓子店の開業となりました。

京都での修行…

修業というのは、どの世界も同じだと思いますが、
話し方、返事の仕方、立ち方、食べ方、物の運び方など
細かく指導されます。
そうして、きちんとした社会人として成長していくこと
が修業だと思っています。
ただお菓子を作ること、仕事を覚えることが
修業ではありません。
人としての成長が、いいものを作る、
きちんとしたものを作る…
ということに繋がっているのだと思います。

京都の和菓子

「楽しむ」ということだと思います。
お客様も楽しみますし、作り手も楽しみます。
京都はそのものをそっくりには作りません。抽象的な表現を好みます。
見ただけではよくわからないものも、その名前(菓名)を聞いて、考え、想像する。
目で見て、耳で聞いて、そこにそれぞれの世界が生まれる。
そんな和菓子の楽しみ方を皆さんと出来たら最高です。

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営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日、最終火曜日

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