月見草って黄色いイメージでしょうか。
月見草って調べてみると、名前だったり品種だったり結構ややこしいんです。
『月見草(つきみそう)』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
夜にひっそりと開花し、朝方にしぼんでしまう、その名の通り月見草です。

少しだけ自分に甘い時間を
月見草って黄色いイメージでしょうか。
月見草って調べてみると、名前だったり品種だったり結構ややこしいんです。
『月見草(つきみそう)』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
夜にひっそりと開花し、朝方にしぼんでしまう、その名の通り月見草です。

少しだけ自分に甘い時間を
日本人て素敵だよねってお話。
(考え方は人それぞれなんですけど)和菓子のデザインは削ぎ落としです。削ぎ落とされた抽象的な表現ていうのが、とても和菓子らしい。そんな考え方です。
特に京都の和菓子はそう。
全てのお菓子にこの考え方が合うとも思っていませんが、僕はこの考え方が好きです。
短歌や俳句なんかそうですけど、日本人はそこに綴られた言葉とともに、削ぎ落とされた行間を読み、想像し、感動する。
説明の足りないような余白があるからこそ、人は自分の想像力を持って補完して、各々の景色が出来上がる。
抽象的な表現だからこそ思い描くことのできる広い景色が和菓子にはあるのだと思います。
日本人が得意としている部分、“日本の文化”と言われる部分て、そういうとこなんじゃないかなって。

少しだけ自分に甘い時間を
朝露に濡れた朝顔の花を表現しました。
『朝露(あさつゆ)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て

少しだけ自分に甘い時間を
枝葉の隙間から射し込む陽射しを表現しました。
『木漏れ日(こもれび)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て

少しだけ自分に甘い時間を
清楚で凛とした佇まいのユリの花を表現しました。
『百合の花(ゆりのはな)』
ういろう製 白あん(黄色)仕立て

少しだけ自分に甘い時間を
紫陽花のお菓子抜きに6月は語れない。
まあちょっと言い過ぎだけど、それほどに、梅雨と言えば“紫陽花”ってイメージだよね。
※「紫陽花(あじさい)」って読めてる?
『雨上がり(あめあがり)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て

少しだけ自分に甘い時間を
夕闇の中、飛び交う蛍の光を見つけた時、なぜあんなにも心が躍るのだろう。
鴨川のほとりで無数の光を見つけた時、後輩と大興奮して見ていたのを思い出します。
『沢の星(さわのほし)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て

少しだけ自分に甘い時間を
「京都で一番写実的な表現の和菓子」
京都の職人さんは、写実的(ありのまま)な表現を嫌う傾向にあります。そんな京都の職人さんに言わせれば、「こんな写実的な表現しか出来ずスミマセン!」てとこなのかなぁと。
#僕もこういうこと言いたい
『青梅(あおうめ)』
ういろう製 白あん仕立て
こんなに手数が少ないお菓子なのに、「本物そっくりに作りすぎてごめんなさい」って言うんですよ。かっこ良くないですか?
※「梅味にしたらいいのに」と思われるかもしれませんが、お茶の邪魔になるといけないので、味付けはしません。

少しだけ自分に甘い時間を
5月、上生菓子の一つに必ずアヤメを入れたくなってしまうのは、きっと全国の“あやめ”さんが喜んでくれると思うから笑
『花あやめ(はなあやめ』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
#来年は予約して
美しい女性にも例えられるアヤメの花です。
5月8日〜5月10日までお休みをいただきます。
少しだけ自分に甘い時間を😊
5月12日より上生菓子『カーネーション』の販売を開始します。
店頭にそんなに並んでいないと思いますので、ぜひご予約ください。


※今回、色を4色にしました。(赤色・ピンク色・黄色・水色)
5月5日の予約数が2件だった和菓子屋のかんだ和彩です。
#みんな遊びに行ってしまっただけだと信じたい
結果、5/5はたくさんのお客様がご来店くださいました。ありがとうございました。
#来年は予約して
『薫風(くんぷう)』
錦玉製製 抹茶あん仕立て
若葉のあいだを吹き抜けてくる初夏の風の香りを表しました。
5月8日〜5月10日までお休みをいただきます。
少しだけ自分に甘い時間を😊
5月12日より上生菓子『カーネーション』の販売を開始します。
店頭にそんなに並んでいないと思いますので、ぜひご予約ください。


※今回、色を4色にしました。(赤色・ピンク色・黄色・水色)
5月5日の予約数が2件だった和菓子屋のかんだ和彩です。
#洋菓子屋でももうちょっと予約入ってるよ
『牡丹(ぼたん)』
ういろう製 白あん(紅色)仕立て
豪華であでやか。花の王様と称される牡丹の花です。
5月8日〜5月10日までお休みをいただきます。
少しだけ自分に甘い時間を😊
5月12日より上生菓子『カーネーション』の販売を開始します。
店頭にそんなに並んでいないと思いますので、ぜひご予約ください。


※今回、色を4色にしました。(赤色・ピンク色・黄色・水色)
4月に“桜”を作らずいつ作るんだ!と思うんだけど、実際桜の時期って短いんだよね。
『送春(そうしゅん)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
舞い散る花びらに春の終わりを感じます。

少しだけ自分に甘い時間を
歌でも有名な花水木の花ですが、花水木を素敵な言葉で表現している文章ってあまり無いですよね。
『花水木(はなみずき)』
ういろう製 白あん仕立て
華やかで美しく、カラフルで大きい春の訪れを感じる花水木の花を表現しました。

少しだけ自分に甘い時間を
“筍”と“竹の子”の違いってわかりますか?
食べるのが“筍”
もうちょっと成長したのが“竹の子”
なんですって。
勉強になりましたね。
#使いどころがない
『春筍(はるたけのこ)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
萌え出づる芽のパワーをいただきます。

少しだけ自分に甘い時間を

『花辛夷(はなこぶし)』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
ひらひらと華やかで可憐なコブシの花を表現しました。
少しだけ自分に甘い時間を
『瑠璃色の春(るりいろのはる)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
小さな青い花びらが印象的なオオイヌノフグリを表現しました。
名前と見た目でちゃんと伝わりましたか?😊

少しだけ自分に甘い時間を
『佐保姫(さおひめ)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
桜の化身とも言われる春の女神をイメージして。

少しだけ自分に甘い時間を
『ふきのとう』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
雪の下から姿をあらわしたふきのとうです。

少しだけ自分に甘い時間を
『ふくら梅(ふくらうめ)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
春の息吹をたっぷりと含んだ梅の花です。
饅頭を蒸し上げる前の姿も、とっても可愛らしいのです。


少しだけ自分に甘い時間を
『なごり雪(なごりゆき)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
艶やかに咲く椿の花と春の雪を表現しました。
本日、熊谷には雪が降りました。これが最後の雪になるのかな。

少しだけ自分に甘い時間を
『さくらいちご』始めます。
刻んだ桜の葉を練り込んだいちご餡で、ホワイト生チョコを包んであります。
桜餅の風味に、ちょっと苺の甘酸っぱさ。やさしいくちどけのホワイト生チョコ。
和洋の素材が織り成すやさしい春の味わいです。

少しだけ自分に甘い時間を
『福寿草(ふくじゅそう)』
薯蕷きんとん製 つぶあん仕立て
春の訪れを知らせてくれる福寿草です。
春一番に咲くおめでたい花、という意味で福寿草らしいですよ。
この意匠は、京都の修業先でやっていたものです。
作っているといつも修業時代の光景が蘇って来ます。
ま、思い出すのはコレを作っている時に限ったことじゃないですけどね。
いろんな仕事の端々で当時のこと思い出して、その度に気が引き締まる。

いまだにそんな毎日。
『魁(さきがけ)』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
梅の花はその年のどの花よりも先立って花を咲かせます。

※1/8(日)〜1/11(水)は冬期休暇をいただきます。
『福うさぎ(ふくうさぎ)』
ういろう製 白あん(淡紅)仕立て
2023年の干支【卯】が幸せを運びます。

※1/8(日)〜1/11(水)は冬期休暇をいただきます。
『新松子(しんちぢり)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
まだ瑞々しく清々しい若い松ぼっくりのことです。
話は変わりますが、家の中で姪っ子と追いかけっこをして、足の指をおもいっきり柱にぶつけました。
#内出血中
正月ならではですね。

※1/8(日)〜1/11(水)は冬期休暇をいただきます。
『初日鶴(はつひづる)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
初日の出に染まり舞う鶴をイメージしました。
改めまして、2023年も美味しい和菓子頑張って作ります。どうぞよろしくお願い致します。

※1/8(日)〜1/11(水)は冬期休暇をいただきます。
僕の考えるクリスマス。
『静かな夜(しずかなよる)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
※販売期間短いのでお早めに
夜空の星も眠りにつきそうな寒い冬の夜をイメージしたものです。
昔、こんな感じのお菓子を考えて『聖夜』的な菓銘を付けた時、真吾さんから「つまらん」と一蹴されました。「せっかくいいお菓子を考えたんだから、つまらん名前を付けるな」そう言われました。

※1/8(日)〜1/11(水)は冬期休暇をいただきます。