雛祭りの上生菓子販売開始します。
『お雛様(おひなさま)』
ねりきり製のお雛様です。
『右近左近(うこんさこん)』
お雛様の左右に飾られる橘と桜を表現しました。
『菱餅(ひしもち)』
菱餅…と言いつつ羊羹製です。

少しだけ自分に甘い時間を
雛祭りの上生菓子販売開始します。
『お雛様(おひなさま)』
ねりきり製のお雛様です。
『右近左近(うこんさこん)』
お雛様の左右に飾られる橘と桜を表現しました。
『菱餅(ひしもち)』
菱餅…と言いつつ羊羹製です。
少しだけ自分に甘い時間を
桜もち始めました。
『桜もち・道明寺』
関西の方に言わせれば、
「これは桜餅であって、道明寺などという変な名前ではない!」
って感じらしいです。
この桜餅で育った方には、薄皮で巻いてある桜餅が衝撃的みたいですね。
僕は、初めて食べた道明寺の桜餅がめちゃくちゃ不味かったのが忘れられません。衝撃的でした。
やっぱり関西はダメだなと思いました笑
関西から引っ越してきた子に「関西の桜もちの方が美味しいよね」と言われた時には、全然そんなこと思ってなかったのに「そうそう!」って話を合わせたこともあります。(かわいい子だったし笑笑)
今はどちらの桜餅も美味しいことをちゃあんと知っています。
(どちらかと言うと道明寺推しです笑)
少しだけ自分に甘い時間を
春のどら焼き
『熊谷小麦のどら焼き・さくらいちご』
・・・・・・・・・・・・・・
僕自身が「さくら餡て、なんかイマイチだよな」という感覚でして、試行錯誤の末、行き着いたのが、『さくらいちご+つぶあん』
…えー、そういう仕立てです。
つぶあんを入れて、さらに“さくらいちご餡”にしてみました。
少しだけ自分に甘い時間を
『ふきのとう』
ねりきり製 小豆こしあん仕立て
雪の下から姿をあらわしたふきのとうです。
少しだけ自分に甘い時間を
『ふくら梅(ふくらうめ)』
上用饅頭製 小豆皮むきこしあん仕立て
春の息吹をたっぷりと含んだ梅の花です。
饅頭を蒸し上げる前の姿も、とっても可愛らしいのです。
少しだけ自分に甘い時間を
『なごり雪(なごりゆき)』
薯蕷きんとん製 小豆粒あん仕立て
艶やかに咲く椿の花と春の雪を表現しました。
本日、熊谷には雪が降りました。これが最後の雪になるのかな。
少しだけ自分に甘い時間を
すりガラスのような琥珀糖の中に閉じ込められた四季。
『琥珀羹 yuzu』
今は桜のあしらいになっています。
表面がシャリシャリとした甘酸っぱい寒天ゼリーです。
少しだけ自分に甘い時間を
(あくまで)僕の思う上生菓子のお話です。
上生菓子は、その意匠(#design)と菓銘(#title)とでお菓子として完成しています。
桜の形のお菓子に「初桜」「春の便り」とつければ、咲き始めの桜の花が思い浮かびます。
同じお菓子に「花の風」とつければ、風に揺れる桜の風景が思い浮かびます。
丸められた真っ白い玉のお菓子に「雪の玉」とつければ、
雪合戦や雪だるまの丸めた玉かな?空から落ちてきた雪かな?
などと想像し、「海の宝石」とつければ、真珠の玉に見えてきます。
母なる海で育まれた”生命”と見る人もいるかもしれません。
紅葉のお菓子と「夕映え」という菓銘を聞いて、
夕焼けに染まった紅葉って綺麗だよねって思う人もいれば、
あぁ夕焼けと紅葉の色って一緒だよね。あ、もしかして紅葉って夕焼けが染み込んで染まっていくのかな?
なんて思う人もいると思うんですよ。
菓銘ひとつで見える景色が無数に広がっていく。
想像される景色は人それぞれ違うものであって、世界に一つのお菓子となる。
お客様がお菓子を完成させると僕は思っています。
ちょっとカッコつけた言い方をしていますが、そこが上生菓子の魅力であり、楽しさなのだと思います。
少しだけ自分に甘い時間を